原作 「銀河鉄道の夜」 宮沢賢治
「祭りよ今宵だけは悲しげに」 加藤純・清水洋史
脚本・演出 西田了
音楽・イラスト Yemi
企画・制作 劇団白と黒
制作総指揮 Takazu
〜一番の幸せ探し〜 劇作家・演出家 西田了
銀河鉄道は、死者の乗る汽車。貧しい少年が夢の中で親友と汽車に乗り、銀河の流れに沿って『一番の幸せ探し』の旅をする。
これが原作「銀河鉄道の夜」(宮沢賢治)のお話。
加藤純さんと清水洋史さんの共作「祭りよ今宵だけは悲しげに」は、原作「銀河鉄道の夜」のテーマである“切ない悲しさと心のぬくもり”
を伝える根幹に、お二人なりの理念を加えて脚本した作品であると聞く。
劇団白と黒の『銀河鉄道ドリーム』は、もちろん原作のテーマを作品全体に浸透させながら、「祭りよ今宵だけは悲しげに」が感じさせる
“ぬくもりのある悲しさ”とドラマ展開の面白さにひかれて逆転発想をさせていただいたステージである。
〜Story〜
とある街の祭りの日、ジョバンニとカムパネルラは星を見るために運河のそばの丘の上へと走ります。
途中ジョバンニとはぐれてしまったカムパネルラは老婆やゾンビと出会い、いつしか自分の一番の幸せを探すために
銀河鉄道に乗り込み銀河を冒険することにします。
「銀河ステーション・アンタレス…。銀河ステーション・アンタレス・・・。しばらくこの星のステーションに停車いたします。
どなた様も銀河鉄道をご利用いただきましてありがとうございます。」
「一番の幸せ探しに出発進行!」